研究紹介

イオン源

水素負イオン源における高周波放電時のプラズマ挙動の数値解析

担当:N. K.1. 研究背景・目的 大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は,欧州原子核研究機構(CERN)の保有する世界最大規模の加速器である.LHCは,2013年ノーベル物理学賞の受賞のヒッグス粒子の発見など,素粒子物理学の発展に貢献して...
核融合・ダイバータ

核融合炉ダイバータプラズマにおける荷電交換・弾性衝突のエネルギー輸送解析

担当:K.M研究背景・目的 核融合発電は、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー源として期待されています。この核融合発電を実現するためには、高温プラズマを安定して閉じ込める必要があります。本研究の対象は、トカマク型核融合炉という磁場を用...
核融合・ダイバータ

不純物輸送解析による核融合プラズマへの不純物影響評価

担当:R.T研究背景核融合炉では, ダイバータ板への高熱負荷によりタングステン(W)不純物が発生する. この損耗によって発生したW不純物は, コアプラズマに混入すると放射を増大させ, 高温維持が不可欠なコアプラズマ温度を低下させる要因となる...
核融合・ダイバータ

核融合炉における炉心プラズマへの不純物混入評価

担当:N.M研究背景核融合発電は、燃料が豊富で環境負荷が低い未来のエネルギー源として大きな期待が寄せられています。現在主流の磁場閉じ込め式核融合炉では、超高温のプラズマを磁場で閉じ込めますが、プラズマから漏れ出た粒子を受け止める「ダイバータ...
核融合・ダイバータ

核融合ダイバータにおける分子活性化再結合による壁熱負荷軽減のPIC解析

担当:石川研究背景核融合炉は、将来のエネルギー源として期待されており、現在主流となっているのはトカマク型である 。この方式では、1億度に近い高温のプラズマをドーナツ状の強力な磁場で閉じ込める 。しかし、プラズマの一部は磁場から漏れ出し、その...
核融合・ダイバータ

核融合境界層における不純物輸送過程に対するドリフト効果の解析

担当:H.K研究背景・目的 近年、環境問題・地球温暖化の両観点から"核融合発電"の実現が期待されている。この発電に用いられる装置において、高温高密度の*プラズマが磁場によりコアに閉じ込められている(*プラズマとは、荷電粒子を含むほぼ中性の粒...
イオン源

カスプ磁場配位におけるシース形成の数値解析

担当:尾坪 徹紀研究背景 核融合加熱や医療に用いられているイオン源では、引き出される荷電ビームの電流値向上が求められている。そのために、イオン源内で生成されるプラズマの損失を抑える必要がある。 プラズマの損失、特に壁への損失には2つの要素「...
イオン源

水素負イオン源におけるプラズマ温度がビーム引き出しにあたえる影響

担当: 能見 桂太郎研究背景スイスの欧州原子核研究機構(CERN)では大型の加速器を用いて素粒子研究が進められています。主に、LHCと呼ばれる大型ハドロン衝突加速器を用いて超高エネルギー粒子の衝突実験を行っている。高周波放電型水素負イオン源...
核融合・ダイバータ

ダイバータ板における熱負荷制御のための機械学習モデル

担当:Y.H.研究背景背景 近年,エネルギー問題や環境問題の解決に向けて,核融合発電の実現が期待されています.核融合発電では,装置中心部(コア)に存在するのプラズマ粒子が起こす核融合反応で発生するエネルギーを利用して発電します.Fig. 1...
イオン源

核融合加熱用負イオン源における水素同位体効果の数値解析

担当 : 副島(B4)研究背景 核融合発電では燃料となるプラズマを高温に加熱する必要があります。プラズマ加熱法として、荷電粒子ビームを用いた方法が利用されています。荷電ビームを生成する負イオン源について、性能向上に向けて、実験と数値解析の両...