研究紹介

ダイバータ

非接触ダイバータプラズマにおける原子分子過程の0次元解析

担当:坂本 幸太郎 現在、新しいエネルギー源として核融合発電が注目されており、研究開発が進んでいます。核融合発電の実現に向けた課題として、ダイバータ板に関する課題があります。すなわち、発電装置の下部にあるダイバータ板に、非常に高温のプラズマ...
イオン源

陽子線治療装置のイオン源

担当:竹下佳樹  現在がん治療の現場では主に、外科手術・化学療法・放射線治療の3つの治療法が用いられています。このうち放射線治療では、患部に放射線を照射することによりがん細胞を破壊する治療法で、安全かつ効果的に治療することができます。この放...
ダイバータ

高エネルギーパルス下におけるプラズマ-中性粒子相互作用

核融合炉実現に向けた最も大きな課題の一つは,ダイバータ板への熱・粒子負荷の低減です.本研究ではELMを考慮したプラズマと中性粒子の相互作用のシミュレーション解析を行うことにより,非接触ダイバータプラズマの物理的理解を深めることが目的です.
イオン源

大型水素負イオン源における電子損失過程

担当:佐藤捷  次世代エネルギー源として期待されている核融合発電には、核融合炉内の高温の核融合プラズマを保持するために、大型水素負イオン源が発する水素負イオンビームを中性粒子ビームに変換して照射し加熱することが必要となる。電荷をもたない中性...
ダイバータ

核融合周辺プラズマ領域における高Z不純物の輸送

担当:釜田 慎也 核融合炉ではプラズマ状態の燃料を高温、高密度で閉じ込める必要があります。これを下図のような磁場を用いて行う装置をトカマク型核融合装置と呼びます。 このうち、磁場が閉じている領域をコア領域、磁場が開いている領域をSOL領域と...
ダイバータ

核融合炉長時間運転に向けたプラズマ壁相互作用が密度制御に与える影響の解析

担当:奥村海斗 核融合炉の長時間運転によって、プラズマにより壁の表面から壁材料が不純物としてはじき出され、再び壁表面に付着し再堆積層を形成する。炉心プラズマから漏れ出た燃料粒子は、再堆積層に入射して吸蔵される。その後、壁表面で再結合し、水素...
ダイバータ

核融合境界層プラズマに対する3次元プラズマ流体コード構築に向けたラグランジューモンテカルロ法の開発

磁場閉じ込め核融合炉における重要課題の一つは、周辺の壁や構造物の機能を維持させながら、炉心プラズマ部での核融合反応を持続させることである。そのためにはコアから周辺領域(SOL領域)に漏れ出たプラズマの熱・粒子を、SOL領域中で適切に制御する...
ダイバータ

核融合原型炉に向けたダイバータプラズマの数値解析

担当:中野 誠也 研究背景・概要  核融合技術を発電プラントとして実証するために、原型炉の設計研究が進んでいる現在、炉心プラズマから排出される高熱流とプラズマ粒子の処理を行うダイバータの設計は、実現に向けた最重要課題となっています。そこで、...
イオン源

RF水素負イオン源の引き出しにおけるビーム振動の解析

担当 : 林 克哉 欧州原子核研究機構(CERN)において新たな線形加速器 Linac4が開発されている.その粒子源として高周波放電型 (RF: Radio Frequency)水素負イオン源が用いられている。RF水素負イオン源は高周波電源...
イオン源

医療用水素負イオン源における水素負イオン生成量増大のための数値シミュレーション

担当:M1 中田裕貴  次世代ガン治療法であるホウ素中性子補足療法の治療時間短縮に向けて、医療用水素負イオン源における水素負イオン生成量増大が要求されている。医療用水素負イオン源ではフィラメントから放出された電子が装置内の水素と衝突して、体...