研究紹介

原子がイオンと電子に電離した電離気体、それが第4の物質状態「プラズマ」です。太陽,、オーロラ、そして宇宙の99%以上がプラズマ状態にあるといわれています。このようなプラズマの応用、特に、夢のエネルギー源と呼ばれている核融合プラズマや、加速器やガン治療に用いられるイオン源プラズマについて、理論・シミュレーションの面から取り組んでいます。

研究テーマ

計算機環境

上記の様な研究テーマを数値シミュレーションにより進めるために、FortranやC言語を用いて、自分たちでプログラム開発を行っています。また、それを実行する計算リソースとして、研究室でLinuxクラスターやGPUマシンを管理しています。研究室の計算機では計算能力が足りない場合には、外部機関のスーパーコンピュータも活用し、並列計算を行っています。

共同研究

国内外の研究機関との共同研究を進めています。国内では、量子科学技術研究開発機構、核融合科学研究所、筑波大学、名古屋大学、九州大学、等と共同研究を行っています。国際的には、マックスプランク・プラズマ物理研究所、欧州原子核研究機構(CERN)等と協定を結び、学生・研究者の相互交換を含め、共同研究を進めています。

学会発表

修士在学中に、1度以上、国際会議に参加することを推奨しています。また、学部生であっても、研究成果が出ていれば積極的に国内学会への参加を勧めています。